最も多くの女性が悩まれているシミと言っても過言ではないのが「老人性色素斑」になります。
老人性色素斑は、早い場合だと30歳代から現われはじめるシミで、ほとんどの場合は40歳を過ぎたあたりから「顔・手・腕・背中」等の露出度が高く紫外線の影響を最も受けやすい位置にできます。
色は淡褐色~濃褐色とさまざまで、境界がはっきりとしているシミになります。
長い間紫外線を浴び続けることによって、皮膚の表皮細胞が光老化し、メラノサイトが活性化されてメラニン色素が大量発生することによってできるシミになります。
ちなみに今出てきているシミは、およそ「5~20年前」に浴びていた紫外線の影響の可能性もあるのです。
今回は、老人性色素斑(日光黒子)について、その原因や改善方法等の対策について解説していきたいと思います。
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目次
老人性色素斑(日光黒子)とは
老人性色素斑は、今までに浴び続けてきた紫外線が原因でできるシミになります。
人それぞれシミが出てくる時期は異なりますが、一般的には30~40歳代が多くなっています。
頬骨の高い部分やこめかみ辺りによくできるシミで、「数mm~数10mm程度の大きさのシミで平坦で丸に近い形の色素斑」になります。
左右対称ではなくまばらにできるシミで境界がはっきりしているシミになります。
年齢を重ねる毎に増えてくるシミなので中年以降に急激に増え始める場合もあります。
ですが、アウトドア派の人やよく外出する人、マリンスポーツなどを趣味としている人は、20代であっても老人性色素斑が現れる場合もよくあります。
一般的に「シミ」と言われるシミは、この老人性色素斑と言うケースがほとんどあてはまります。
この老人性色素斑の厄介なところは、すぐにできるのではなく数年後に現われはじめると言う点になります。
過去に浴びた紫外線の影響で、肌内部にダメージが蓄積され忘れた頃にシミとなって浮かび上がってくるのです・・・
ですから、しっかりと紫外線対策をしていると思っていても、実はできていなかったと言う答えが分かるのが数年後になりますので、シミができたときには手遅れと言う場合が多いのです。
しかし、老人性色素斑はできてしまっても消す方法はありますのでのちほど紹介したいと思います。
そのシミ老人性色素斑かも?
多くの女性が悩まれているシミのほとんどが老人性色素斑になりますが、自分では特定できない人も多いと思います。
ですから、以下の項目をチェックしてみてあなたのシミが老人性色素斑かどうかをまずは確認してみてください!
老人性色素斑のセルフチェック!
- チェックポイント①・・・気になるシミは丸に近いいびつなかたち
- チェックポイント②・・・大きさは数mm~数cm程度のもの
- チェックポイント③・・・紫外線対策は基本的に夏しかしない
- チェックポイント④・・・子供の頃からよく日に焼けていた
- チェックポイント⑤・・・室内では紫外線対策はほとんどしない
- チェックポイント⑥・・・日差しが強い日にしか紫外線対策はしない
- チェックポイント⑦・・・日焼けをするのが好き
- チェックポイント⑧・・・日焼け止めは朝塗ってから塗り直さない
- チェックポイント⑨・・・睡眠時間が短い
- チェックポイント⑩・・・タバコやお酒を飲む
- チェックポイント⑪・・・ストレスが溜まりやすい
- チェックポイント⑫・・・40歳前後でシミが気になりはじめた
上記の項目に該当する数が多ければ多いほど、あなたのシミは老人性色素斑である可能性が非常に高くなります。
最低でも3~4項目に該当する場合は、老人性色素斑だと思っても間違いはないでしょう。
老人性色素斑の原因とメカニズム
老人性色素斑は消せないシミではないのですが、今以上にシミを増やさないためにもまずは老人性色素斑ができる原因を理解しておきましょう。
と言っても、上記でも言った通り老人性色素斑ができる主な原因は「紫外線」になります。
紫外線を浴びることによってメラノサイトが活性化されメラニン色素が生成されます。
このメラニン色素こそがシミとなる原因でもあるのですが、本来は肌のターンオーバーによって排出されるで、元の白い肌へと戻るのが一般的なのです。
しかし、肌のターンオーバーが正常に行われないとメラニン色素は排出されずに肌内部に蓄積されてしまいシミとなってしまうのです。
老人性色素斑は、露出度の高い「顔・手・腕・背中」等の部位にできることが多く、これらの部位のことを太陽の光を浴びやすいことから「露光部」と呼びます。
この露光部が太陽の光を浴び続けることによって、紫外線の悪影響を受けてしまい「肌表面の細胞だけに留まらず肌内部にまで侵入し、肌のハリを保つ為のコラーゲンやエラスチンを破壊し肌の老化現象を引き起こす」のです。
これがシミやシワ、肌のたるみとなって現れてくるメカニズムなのです・・・
基本的に人間の体には紫外線の影響を防ぐ機能が備わっているのですが、それこそが「メラニン色素」なのです。
つまり、メラニン色素はシミの原因でもあるのですが、人間の肌を守る為の重要な役割も担っていると言う事なのです。
日焼けをすると皮膚が黒くなると思いますが、これは紫外線が肌の最深部である真皮層まで届いて細胞を傷つけないために、メラノサイトが活性化されメラニン色素が大量に発生するためです。
そして、ターンオーバーが正常であれば黒い皮膚細胞は排出されるのですが、ターンオーバーが正常ではない場合は色素沈着を起こしてシミとなってしまうのです。
老人性色素斑を今以上に増やさない為の対策方法について
老人性色素斑を今以上に増やさない為にできる対策は、
「紫外線対策」
になります。
毎日小まめに日焼け止めを塗ったり、UBカットアイテムを活用するしか方法はありません。
紫外線対策の方法としまして最も基本的な方法は、日焼け止めを塗ることになりますが、多くの女性は日差しの強い夏場しか使用しません・・・
そもそもこれが老人性色素斑を増やしてしまう原因でもあるのです。
なぜなら、紫外線は夏場だけでなく1年中降り注いでいるからです。
しかも、真皮層にまで届くと言われている紫外線A波(UV-A)は室内に居ても窓やガラスを通して肌へダメージを与えます。
ですから、夏が終わって秋や冬場であっても、自宅内に居る時であっても紫外線対策として日焼け止めを塗っておいた方が良いのです。
つまり、日差しの強い夏場だけでなくオールシーズン日焼け止めを使用しましょうと言う事です。
そうすることで、今以上に老人性色素斑増やすのを防ぐ事が可能となるのです。
「老人性色素斑を消したい!」と言う人にはシミを消す医薬品がおすすめ
シミを消す為の商品として、「美白化粧品・美白クリーム・美白サプリ」等がありますが、シミを薄くしたり隠したりすることは可能ですが、消すことはできません。
美白化粧品やクリームは美白効果の高い成分が配合されていますが、結局シミの原因は肌内部にありますので直接的な働きには期待できないのです・・・
また、美白サプリに関しましても、シミに効果的な成分が配合されていますが、サプリメントはあくまでも栄養補助食品になりますので、シミを消す効果にはあまり期待できないのです・・・
しかし、シミを消す薬の場合は「医薬品」になりますので、確実な効果に期待できるのです。
体の内側から直接シミへアプローチして、シミの原因である蓄積されたメラニン色素の排出をサポートしてターンオーバーの正常化を促してくれるのです。
皮膚科等で行うレーザー治療のように即効性は無いものの、継続して薬を飲み続けることで確実にシミを消す事が可能となるのです。
そんなシミを消す薬はたくさんありますが、中でも老人性色素斑に効果的な医薬品は以下になります。
初回限定価格 | 1,900円(75%OFF) |
---|---|
通常価格 | 7,600円 |
内容量 | 270錠/30日分(1日9錠) |
種別 | 第3類医薬品 |
効果・効能 | シミ・そばかす・小ジワ・ニキビ・肌荒れ・冷え性・肩こり・腰痛・のぼせ・めまい・耳鳴り・血行改善(女性特有の不調) |
有効成分 | L-システイン・アスコルビン酸・パントテン酸カルシウム・他 |
販売会社 | 株式会社アインホールディングス(調剤薬局・ドラッグストア アイングループ) | 公式HP | https://ainz-tulpe.com/ |
9種類の生薬成分を含む全22種類の有効成分を配合したロスミンローヤルは、「シミ・そばかす」を消す効果だけではなく、「小ジワ」にも効果がある国内でも唯一の医薬品になります。生薬成分が血行を改善してくれるので、根本からシミのできない肌を作り直す事が可能になります。また、今あるシミやそばかすを消してくれる成分「L-システインやアスコルビン酸(ビタミンC)」もしっかりと配合されているので、今まで消えることのなかった頑固なシミもキレイになくなります。それから、ニキビや肌荒れ等にも効果的でお肌のエイジングケアにも最適な医薬品となります。
なぜロスミンローヤルが老人性色素斑に効果的なのかと言いますと、シミを消す効果にプラス血行改善効果があるからになります。
そもそも肌のターンオーバーが正常に行われるには、血行が関係しているのです。
ロスミンローヤルはシミを消す効果だけではなく、「シミを消す事と血行改善に特化して作られた医薬品」なのです。
せっかくシミを消しても血行不良のままだとターンオーバーが正常に行われないので、またすぐにシミができてしまいますよね!
特に老人性色素斑の場合は、数年前に受けた紫外線の影響で数年後に現れるシミになりますので、常にターンオーバーを正常化しておかないといけないのです。
ですから、今あるシミを消して、さらに血行改善効果でターンオーバーを正常化して新たなシミを作らないと言う肌作りができるのです。
これができるシミ消し薬は今のところロスミンローヤルだけなのです!
しかも、ロスミンローヤルは「小ジワ」にも効果がある薬になりますので、シミと小ジワが気になっていると言う人は是非お試しください。
シミを消して血行改善を可能にしてターンオーバーを正常化してくれるのはロスミンローヤルだけなのです。
皮膚科や美容クリニックで老人性色素斑の治療をする場合
今すぐ老人性色素斑を消したいと言う場合は、皮膚科でレーザー治療を受けることをおすすめします。
老人性色素斑の治療方法は「外科治療」になります。
基本的に、患部に医療用レーザーを照射して行う治療法になりますので、施術時は輪ゴムで弾かれた様な強い痛みを伴います。
また、施術完了後はレーザーを照射した部分がかさぶたになり、早い人だと「1週間~10日間」程で治癒します。
ですから、新しい皮膚が再生されるまでは絆創膏やガーゼ等で保護する必要があります。
それから、皮膚科等でレーザー治療をした場合で、かさぶたが取れてから2~3週間後に再度色が濃くなる「炎症後色素沈着」を起こしてしまう場合もあります。
ほとんどの場合はレーザー治療でシミがキレイに消えますが、稀にこのような炎症後色素沈着が原因で再度シミになってしまうケースもあります。
このような場合は、「ハイドロキノン(外用薬)」等の塗り薬での治療が必要になります。
皮膚科のレーザー治療でシミを消す場合の費用や期間について
皮膚科で老人性色素斑の治療でシミを消す際の費用や期間は、症状や体質によって異なります。
レーザー治療を行ってから完治するまでの期間は、一般的に「1~1.5ヶ月」になります。
レーザー治療の施術費用は、色素斑の大きさや数に比例して変動しますが、一般的に「直径1㎝程度のシミで約1万円」ぐらいになります。
シミのレーザー治療が可能なクリニック
クリニック名 | 価格 | 公式HP |
---|---|---|
湘南美容外科クリニック | 2,000円~ | http://www.sbc-skincare.com/ |
銀座よしえクリニック | 10,000円~ | http://www.shimitori-tokyo.com/ |
城本クリニック | 19,800円~ | http://www.shiromoto.to/ |
※費用は税抜表示になります。
※施術回数や部位は各クリニックによって異なります。
※掲載している情報は2017年1月時点で公式サイトに記載されていた情報であり、クリニックによって施術条件や価格条件が異なるため各情報を保証する内容ではありません。正確な情報はクリニックの公式サイトでご確認ください。
老人性色素斑まとめ
老人性色素斑は紫外線が原因でできるシミになります。
多くの女性が悩んでいるシミは、ほとんどがこの老人性色素斑になります。
老人性色素斑は、紫外線を長時間浴びることによって数年後に現れるシミになりますが、紫外線対策を徹底することで今以上に増えるのを最小限に抑える事が可能となります。
ただし、既にできてしまっている老人性色素斑がある場合は、スキンケアや紫外線対策だけでは改善しません。
老人性色素斑を消したいのであれば、シミを消す薬を飲んで消すか、美容皮膚科等でレーザー治療の施術を受けるかしないと難しいでしょう。
いずれにしても老人性色素斑は努力次第で薄くしたり消す事が可能なシミになりますので、まずはシミを消す薬から試してみてはいかがでしょうか。